mai 2014
「共産主義批判の常識」小泉信三 読了
共産党や共産主義の胡散臭さには気づいていても「どこが間違っているのかはよく分からない」という人は多いと思うので、一読を勧めたい。
我が国に関していえば、たまたま日本共産党の主張や政策が間違っているのではなく、共産主義理論そのものが誤謬に満ちているのである。
ここを理解していないと「共産党はなかなかしっかりしている」とか「批判政党として存在すべき」などという滑稽な勘違いをすることになる。
平和運動の実態 in 沖縄
遅ればせながら「母の日」
私自身の母とは先日家族で食事をしたので、昨日は子供たちから家内への「母の日」である。
子供たちからは、家内の好きなアロマオイルを2種類。ひとつはバニラ、オレンジスウィート、イランイランを、もうひとつはグレープフルーツ、ティートゥリー、リツエアクベバ、ライムを、それぞれブレンドしたものである。
一応私からも、清水焼の湯飲みをプレゼントした。愛用していた湯飲みを先日誤って割ってしまったので、その代替である。
夕食には奮発して高級スーパーで買って来た高級牛肉を私が焼いたステーキである。味付けはシンプルに塩と胡椒のみ。フランベはジンでやってみた。フライパンから燃え上がる炎に子供たちが歓声を上げる。
上手くミディアムレアぐらいに焼けたので、霜降り肉の柔らかさと牛脂の旨味を存分に味わうことができた。
テーブルの上には、庭から切ってきたバラが飾ってある。
ちょっと調べてみると、同じランクの肉をレストランで食べたら一人前1万円近くはするようである。それを考えれば非常に安い買い物であった。
フライパンに牛脂がたくさん余ったので、玉子チャーハンにしてみた。普通はラードで炒めるのだろうが、こちらもなかなか上手くできた。
こんなふうに週末にはたくさん食べてしまうので、一気に体重が増える。その分を、一週間かけて落としていくのがパターンになってしまった。
しかし家内が「卯の花(おから)」を炊いたり食事には気を使ってくれるので、おかげで健康状態は良好である。
いつもいろいろと文句ばかり言っているが、感謝している。ありがとう。
ローマ字表記が一番親切!
最近、「簡体字やハングル表記が多すぎて却ってわかりにくい」という意見をよく耳にします。
私も同意見ですが、海外で日本語の案内があればありがたいと思いますし、「簡体字だから」「ハングルだから」イヤだとは思っていません。簡体字とハングルがなくなったとしても、国連公用語が全部並べられたら今以上にわかりにくくなります。
そんなとき、非常にシンプルかつ説得力あるご意見を拝読しましたので、以下に引用します。こういうことであれば差別でもなんでもないので、堂々と主張できます。
【以下引用】
昨今、英語(ローマ字)表記以外の外国語が、主張しすぎて分かりやすさという本来の目的を見失っているのではないかと感じています。極々小さな一例として札幌市の地下鉄東豊線の月寒中央駅を見てみます。
札幌市の外国語表記ガイドライン(英語・中国語・ハングル)[平成25年度版]によれば、
日本語で「月寒中央」、
英語(ローマ字)で「Tsukisamu chuo」、
中国語(簡体字)で「月寒中央站(Tsukisamu chuo)」、
韓国語(ハングル)で「쓰키사무추오」
と表記だそうです。結論から言えば、日本語とローマ字表記のみで他は必要無いと思います。理由は、地名や固有名詞を日本語読みするに当たって、日本語読みを最も”まとも”に「ツキサムチューオー」と表現出来ているのがローマ字だけだからです。
中国語では、日本語における「月寒中央駅」を簡体字で「月寒中央站」と表記しているだけです。当然簡体字は表音文字ではないので、これだけでは駅名の音声案内(ツキサムチューオー)などに対応できないので、「Tsukisamu chuo」とローマ字も併記。もはや、その必要性が分かりません。(余談ですが、日本語表記と簡体字表記が同じ場合でも、馬鹿正直に両方表記してます)
そして韓国語では、ハングルで「쓰키사무추오」と表記していますが、これも正しく「ツキサムチューオー」と表記出来ていません。そのまま読むと「ッスキサムチュオ」になります(むしろ「츠키사무추오/チュキサムチュオ」の方が、ぽい気がするのですがガイドラインでは「쓰」になってるので、そっちの方がマシなのでしょうか?)。
地名や固有名詞に外国語表記を併記する一番の理由は、外国人の方に分かり易くということなのでしょう。であるならば、日本語の読みを最もまともに表記できるローマ字のみで良いというのが私の結論です。不完全な表記に場所を使うなら、ローマ字をもう少し大きく表記するとか、本当の意味での外国人へのおもてなしは色々とあると思います。
翻訳した方が分かり易い部分(例えば、乗車券=ticket=车票=승차권とか)については、個別に対応すれば良いのであって、地名はローマ字表記以外は必要ない。と、思う今日この頃です。
【引用終了】
考えてみればその通りですね。
我々だって言葉のわからない国に行ったとき、日本語が書いてあってありがたいところと、書いてあっても意味がないところがあります。
パリで凱旋門の場所を尋ねたいときにはArc de Triomphe del'Etoileという言葉が必要なのであって、地名や駅名が翻訳してあったら、却ってわけがわからなくなります。
今後の「表記改善運動」はこれで行きましょう。