立原恭輔「自由主義者の日記」

保守の立場からの政治問題を主とするblogであったが、いつの間にか「矢島舞依」「Velka」などを中心としたロックファンblogの様相を呈しつつある。 学位は博士(専攻は非公開)。

octobre 2015

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ニュースで見たのはこんな感じの仮装であった。

昨日はたまたま渋谷と下北沢に寄って帰ったところ、ほほに傷があったり目に殴られたようなアザがあったり口から血を垂らしていたりする若者を何人も見かけた。
すっかり年中行事になったハロウィンである。

ハロウィンにせよサッカーワールドカップにせよ、浮かれてバカ騒ぎするのもバカ騒ぎしている連中を見るのも嫌いなので、商業ベースに乗せられてハロウィンで喜ぶのもバカバカしいと思っていた。ちなみに「恵方巻」なんていうのも嫌いである。太巻きは普通に切って食え。

家に帰って、たしか日本テレビの「NEWS ZERO」を見ていると、ハロウィン前夜の渋谷を特集していた。駅前で捕まえた2人組の女子大生に密着して番組は続く。彼女たちはかわいい悪魔の仮装をして、スマートホンで自撮りしながらセンター街を歩く。仮装した若者だらけである。

「あっ、かわいい!」
視線の先にはウサギの仮装をした女の子たち。
「かわいいね、ハッピーハロウィーン!」
ウサギ、天使、不思議の国のアリス。次々に声をかけて、お菓子を手渡す。彼女たちはわざわざお菓子を用意しているのであった。渡された方は最初はちょっと戸惑うものの、すぐに笑顔でお互いの仮装を鑑賞しあうのである。

「今日はみんな友達みたい。いい日」

ひとりがつぶやくのを見て、こういうことならハロウィンもまんざら捨てたものじゃないなと思った。
「いい日」と言われたら、否定のしようがない。

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経済には明るくないが、自由主義の観点からTPPに反対する理由はなさそうに思える。

2011年の冬、とある保守系SNSでは「TPPに反対しない者(賛成する者、ではない)は国賊・売国奴・朝鮮人」と見做され、私などはTPP反対論に対する疑問を述べただけでネット上で付きまとわれ罵倒されるストーカー的被害を受けた。そのSNSにおける当時の主たる論調はほぼ「TPPに参加したが最後、日本は滅亡する」というものだったのである。

さて、大筋合意が実現した今、件のSNSがどうなっているか。TPP反対の投稿で埋め尽くされ、日本滅亡を阻止するためデモを組織して国会前で警官隊と衝突していなければならないはずなのだが、どういうわけかすっかり落ち着いてしまっている。
あのとき大騒ぎしていた人々はいまでもそのSNSで活動しているようなのだが、いったいどうしてしまったのだろうか。あの当時の熱狂ぶりを考えると考えを改めたとは思えない。ま、飽きたのだろう。こんなものである。

共産党=SEALDsの安保法制反対デモも、急に落ち着いた。安保法制が成立すれば訳もなく戦争が始まり、自衛隊が海外で子供たちを虐殺するはずだった。それが本当ならデモ隊はますます膨れ上がり、騒乱状態になっていなければおかしい。
相変わらず共産党は「自衛隊は人殺し」とキャンペーンを張っているようだが、国会前に集結した3万人前後(警察発表。主催者発表は12万人)の人々はどうなったのか。政党や労組の動員がどれぐらいだったのか知らないが、付和雷同的に集まった連中はもう「飽きちゃった」のだろう。

こう考えると、右も左も似たようなレベルである。

日本の農業はこれまでも貿易の自由化を乗り越えてきた。バナナが自由化されると日本のリンゴが壊滅すると言われたが、国民は安い輸入バナナと国産のリンゴを共にに享受している。コメをはじめとする農業全体がようやく近代化して、競争力を上げていくことに期待する。

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脅迫はもちろんダメだが、「死ね」もダメだろう。

この奥田くんという人は、ネタ供給が本職なのだろうか。ツイッターはやっぱり「バカ発見器」。バカはツイッターなんかやっちゃいかん。

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