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いろいろちゃんと書きたいと思いつつ時間がなく、放っておくとそのままになってしまいそうなので、とにかく簡単にでも書くことにした。渋谷RUIDO K2で行われた『Bloody Symphony vol.1』Silex×矢島舞依のツーマンライブである。

RUIDO K2は初めて。細い階段で地下に降りていく構造で、閉所恐怖症の人はダメかも知れない。中2階のようなところに狭い関係者席があり、LOVEBITESのmihoが来ていた。狭いフロアにSilexファンと矢島シモベが入り交じり、待ち時間に雑談する光景も見られた。

先に始まったのは矢島さん。いきなり"Masquerade"でシモベは一気に盛り上がる。大好きな曲は後の方に取っておいてほしいような気もするが、ひと口目からおいしいのも悪くない。"Vampire Maiden"が続き、"鼓動"では「激しい鼓動 胸を叩く」に合わせて拳が突き上げられる。"Carmilla"は比較的テンポが緩いとは言え、歌い上げる曲調は緊張感がみなぎる。前回のワンマンで映像とともに演奏された"Incest Taboo"は、でかがみこむようにして最前列の女性に顔を近づけ「あなたの命をくれますか」と歌い出す。禁断の関係を歌う詞と相俟ってぞっとするような色気あるパフォーマンス。
これも大好きな"必要悪サバト"から再びテンポを落とした"有罪"へ、そこから"覚醒JINX"のイントロにつながったところはぞくぞくするような意外性に満ちていた。
"造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ""理想郷-ユートピア-""SHOUT"はいずれも2ndミニアルバム"BLOODTHIRSTY"からのナンバーで、非常に流れのよいところ。

その後のMCで「このあとのLIVEの予定は……決まっていません」と言われてびっくり。実は発表解禁になっていないだけだったのだが、こういうジョークは本当にどきどきする。唯一無二のガールズバンド"激情☆めたりっちぇ"を突然失ったときのショックがいまだに癒えていない私には刺激が強すぎるので勘弁してほしい。

MC後は"BLOOD RESOLUTION""Black swan theory"でフィナーレ。"Black swan theory"がラストとなったのは意外で、どの曲もラストを飾ることができるのだと印象を新たにした。

隣に立っていたSilexファンの女性も途中から盛り上がっており、シモベとしてはなんとなくうれしくなってしまった。

01.Masquerade
02.Vampire Maiden
03.鼓動
04.Carmilla
05.Incest Taboo
06.必要悪サバト
07.有罪
08.覚醒JINX
09.造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ
10.理想郷-ユートピア-
11.SHOUT
12.BLOOD RESOLUTION 
13.Black swan theory

続いて登場したSilexについては初めて見るバンド。Vo.はカナダ人で片言のMCが面白い。
途中で各メンバーのソロタイムがあり、テクニックを見せつけられた。世界で一番カッコいいギターはやっぱりストラトだと思った。速弾きしたくて、今ドキのギターに乗り換えようかと心が揺れていたが、ギターはストラトである。

アンコールには矢島さんが再び登場し、"MaiLex"と称して陰陽座の曲を演奏した。
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