"Velka 2nd Single Release Party “one night KEITH” "に行ってきた。場所は下北沢CLUB251、出演はPASH/三田結菜/三角形の時間/Velkaの順。
PASHはGt.美七海が”GEL”というバンドでZENちゃんと一緒に活動していた経緯がある。テレキャスター使いで、”GEL"ではかなりヘビーなサウンドを出していたが、”PASH”はブルーズやダンサブルな曲が多かった。Vo,Gt.×2,Bs,Dsの5人編成だったが、Ds.はサポートらしい。
三田結菜はVo.兼Ds.にサポートkey.の2人でパフォーマンス。バスドラ上にタムはなく、ハイハットにスネアとフロアタム×1+シンバル4枚のシンプルなセット。同期で音の薄さは如何ともしがたいが、聴かせるDs.。特にハイハットの奥深さを感じることができた。
”三角形の時間”は女性Vo.兼Ds.にGt.,Bs.の3人編成。Ds.がやや弱いと感じたが、スリーピースバンドとしては音の薄さを感じさせない完成されたパフォーマンス。あとは好みの問題。
ここまでドラムの位置は、”PASH"が最もオーソドックスな「中央奥」、三田結菜は「下手側の手前」、”三角形の時間"は「中央やや手前」、そして”Velka”は「上手側の手前」。バンドごとにドラムが移動するという、スタッフは大変な企画であった。
さて”Velka"である。5月6日に同じ下北沢CLUB251で見て以来、また目の前でZENちゃんのプレイを堪能。ツーバスのフットワークも、スネアのヘッド上で弾むスティックも、つぶさに見ることができた。ドラムはたいてい後ろの方で正面を向いているので、珍しい機会である。
中央やや下手側に立つBs.のやがわいちるは多少遠目に見ることになるが、なぜか”カッコよさ”を感じた。長身のZENちゃんと対照的に小さくてかわいい体形の彼女が、長いベースを低めに抱えやや上向き加減にマイクに向かう姿が、なんとも魅力的。
ちなみに会場は、いちるが朝までかかって飾り付けたそう。うーむ、かわいいじゃないか。