立原恭輔「自由主義者の日記」

保守の立場からの政治問題を主とするblogであったが、いつの間にか「矢島舞依」「Velka」などを中心としたロックファンblogの様相を呈しつつある。 学位は博士(専攻は非公開)。

カテゴリ: 矢島舞依

矢島舞依のワンマンライブ「Sabbat of Metamorphose」を見に、赤羽ReNY alphaに行ってきた。活動休止前のラストライブであり、「楽しみにしていた」と言っていいか複雑な思いである。
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3rd.mini album「Innocent Emotion」が出た時に買ってサインをしてもらい、そのまま袋に入れて保管してあったTシャツに初めて袖を通し、1st mini album「The Un-Dead」のタオルを携えて参戦。

予約の時点で出遅れてしまい、30番台の整理番号だったのが、いつも会場でお世話になっている方から、2枚確保しているので交換していただけるとの話があり、ありがたく甘えることにした。おかげさまでいつもの最前列下手側に陣取ることができた。しもべバンドはGt.堀真路/藤居諒、Bs.大西つよぽん、Ds.かんちゃん。Ds.にはキャノンタムもセットされている。ステージ前にビデオカメラの三脚が3台と両サイドにも動画のカメラマンがひとりずつ。LIVE配信があるとは聞いていないので、DVDが出るのかと期待させられる。

セットリストは以下の通り。
・狂騒ENEMY
・DAYDREAM
・Masquerade →一二を争う好きな曲。早くも来たか、と目頭が熱くなる。
【MC】
・Black swan theory
・Metamorphose
・キメラ
・REPLICA
【MC】心に闇を抱えた人がこんなにいるんですね。サバトとは、われと共に闇に集い、闇を讃え……。
・必要悪サバト →涙をこらえきれない。
・Rain →この日唯一のスローテンポな曲
・INJUSTICE
・マグノリア
【MC】メロスピベストアルバムを出したあとなので、セトリに悩みました。
(バンドメンバー紹介:それぞれが短いソロ)
・Dominator
・造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ
・SHOUT →「今すぐやれるだろう」のところで、今までになく激しい“魂の叫び”。
・カリギュラ
【MC】自分を磨くための活動休止、必ず帰ってきます。待っていてください。最後は初めて作曲した曲です。
・Silver Bullet

Encore
【MC】前向きな活動休止です。最後まで盛り上がって行こうか!
・覚醒JINX
・LUNATIC ISOLATION
【MC】今日は一緒に過ごせてうれしく思います。最後にこの曲を、本当はみんなで一緒に歌いたかった。ありがとうございました。
・BLOOD RESOLUTION →イントロで「我がしもべは最高だー!」
→バンドが手をつなぎ、“バンザイのやつ”で終了。
以上、約2時間10分のステージ。
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思えば2016.11.18に渋谷O-WESTで行なわれたLOVEBITESの初ライブを見に行って、たまたま出演していたのが矢島舞依。そのころはまだアイドルの面影を残していたのがここまで変貌し、ここまで追いかけることになるとは思ってもみなかった。関東地区のサバトは1回だけ逃したほか全て参戦。遠征できなかったのが心残りである。
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この日はリズムに合わせて頭を振りながらも視線はステージに置き、できるだけ舞依様の姿を見ているように心がけた。歌う姿、ヘッドバンギング、折りたたみと全てが美しい。コロナ禍でモッシュなどが一切ないので聴く・見るには良い環境だが、サークルモッシュに参加したことなども思い出すと一抹の寂しさは拭えない。

舞依様がMC中に涙をこらえる場面もあり、こちらもしみじみとしてしまう。初期からのファンなので“Masquerade”や“必要悪サバト”で涙腺が緩み、Encoreで“覚醒JINX”が始まると「ここで来たか!」と感激。最後はやはり“BLOOD RESOLUTION”で、ついに涙をこらえきれなくなる。

お世話になったファンの方々に会える機会も少なくなると思うと、それも寂しい。いつもスチルカメラを担当するMisa Sohma様の勇姿も拝見。この日は挨拶する機会がなかったが、またサバトでお目にかかれるものと信じている。

矢島舞依のベストアルバム「METAMORPHOSE」リリースイベントに行ってきた。いままでの楽曲からメロディックスピードメタルだけを集め、Vo.やGt.を録りなおしたりリミックスしたりしたものに、新曲を3曲加えてリリースするという内容である。
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タワーレコードでアルバムを購入すると、イベント入場券を抽選できる。幸い4番を引くことができた。別の階にある楽器屋で時間をつぶしてからタワレコに戻ると、1-3番は出なかったようで先頭で入場。最前列中央で登場を待つ。場内ではBGMとして「METAMORPHOSE」が流されており、小音量ながらGt.ソロの違いや歌い回しの違いが聴き取れる。

イベントで使う質問用紙とペンが配布されたので「新曲の作詞にあたって心がけたことは?」と書く。20分ほど待つと舞依様が登場。ステージでのバンパイヤ姿と違って清楚な黒の衣装である。
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私の質問が新曲の歌詞に関することだったので、もともと全ての歌詞を自作している舞依様だけにかなり時間をかけて答えてくれた。
活動休止を発表していることから、最後の挨拶では目を潤ませて言葉に詰まる場面も。活動期間は約8年、私が追い始めてからは7年ほどになる。「充電のためのポジティブな休止であり、必ず戻ってくる」という言葉を信じたい。

アルバムを聴くと、中央に定位したVo.の輪郭がよりはっきりしたように思う。言葉で表現するのは難しいが、Vo.の回りに一定の空間があり、その外側を演奏が取り囲むような感じ。
また、リードVo.を下から支える本人のコーラスが効果的だと前から思っていたところ、リミックスによってそれも聞き取りやすくなった。

ベストアルバムだけに曲については言うことなし。
「速いは正義。聴けますか?最期まで」というキャッチコピーの通り、メロスピでたたみかけるアルバムに仕上がっている。

赤羽ReNY α 3rd Anniversary「赤羽騒奏」DAY1に行ってきた。先日活動休止を発表したばかりの矢島舞依が目当てである。
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この日は午前中から渋谷で開催されるフェスにThe 118’sとGrasisが出演し、夜には赤羽で矢島舞依と1日楽しめるはずのところ、GWの谷間で出勤しなければならずフェス参加は断念。仕事終わりに赤羽に駆けつけることになった。
駅に着くとかなりの雨。ReNYまで徒歩1分とはいえ、傘がなくては歩けないぐらいの降りである。雨雲レーダーで調べると小降りになるタイミングがありそうだったので、5分ほど様子を見てほとんどぬれずに行くことができた。便利な時代である。

先行予約したチケットは30番台。抽選なので如何ともしがたいが、それでもいつも最前列を取っている人はやっぱり最前列。なにか方法があるのだろうか。下手側2列目に陣取ると最前列に多少隙間がある。しかしここは誰かがもう押さえているのだろう……と思っていると、もっと後ろに並んでいた人がすーっと入ってしまった。遠慮して失敗するパターンである。一応入ってみて、先客が戻って来たら引き下がればよいのだ。

この日のステージは、出演順にSTARMARIE/ANCIENT MYTH/Octaviagrace/矢島舞依。

STARMARIEは5人組アイドル。演奏はカラオケだがドラムだけサポートがついており、これが実に効果的。最近はリズムを同期で出すドラムレスのバンドも少なくないが、ドラムがあるとライブ感が全然違う。調べてみると桝谷マリという人らしい。

ANCIENT MYTHは女声Vo.とGt./Key./Ds.によるシンフォニック・メタルバンド。Bs.はサポートらしいが、メロディアスなタッピングなど存在感あるプレイ。

Octaviagraceは2019.12.7の池袋BLACKHOLE以来。実稀のVo.が印象的なメロディックメタルバンドで、変拍子を効果的に使い、楽器隊(Gt./Bs./Ds)がそれぞれソロをとるなどテクニックが光る。

さて矢島舞依。“しもべバンド”は上手側Gt.堀真路、下手側Gt.藤居諒、Bs.つよぽん、Ds.カンちゃん、最近はこのメンバーでほぼ固定されている。
セットリストは以下の通り。
・Dominator
・造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ
【MC】5/18メロスピベストアルバム発売。どうしてこんなことになってしまったのか、全曲メロスピという頭のおかしいアルバム。初めて作曲した新曲は本日MV公開。
・METAMORPHOSE(新曲)
・箱庭
・カリギュラ
・DAYDREAM
【MC】6/19で活動休止します。ラストワンマンを一緒に過ごしましょう。
手拍子が続くも、アンコールはなし。

物販に舞依様が出てきたが、先日発売されたLive DVDは通販で買ってしまっていたので、そのまま退出。幸い雨はあがっており、傘なしで帰途に。
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それにしても、久しぶりのライブ、ベストアルバム発売、ワンマンとイベントが続く中での活動休止発表は本当に残念。5/21にはアルバムリリースイベントも予定されているが、その日はNoble rebelの一夜限りの復活ライブがあるので参加できない。
2016.11.18渋谷O-Westの Girls Band Next Generation(Lovebites初ライブ)で出会って以来、関東エリアのライブやイベントにはほぼすべて参加し続けるほど追いかけてきた矢島舞依。遠征できなかったのも心残りではある。なぜだという思いはあるが「必ず戻ってくる」という言葉に期待するしかない。

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コロナがようやく落ち着き、対バンライブ、ワンマン、ベストアルバムリリースと立て続けにイベントが予定されているなか、まさかの活動休止アナウンス。

ライブハウスに通うきっかけになったのは、激情☆めたりっちぇ。
それを継続する魅力になったのは、矢島舞依。
矢島舞依がいなければ、ライブハウスに足繁く通い、Velkaはじめ他のバンドに出会うこともなかったかもしれない。

いまは活動「休止」であることを信じて、ただ復活を待つのみ。

今日は舞依様の誕生日でもあるというのに……。

矢島舞依 HEAVEN&HELL~Soulful Sabbat~ を見に、下北沢Shangri-Laに行ってきた。
“三部作mini album集大成LIVE”と銘打ったワンマンライブで、Ds.かんちゃんが復帰するのも楽しみのひとつ。チケットは先行予約で早々に申し込んだにもかかわらず、まさかの40番台。順番は抽選なのかとも思ったが、いつも最前にいるひとはやっぱりこの日も最前なので、自分がもたもたしていたということなのだろう。それでも、3列目中央やや下手側は決して悪い位置ではない。今日は腕や頭を振るよりも舞依様とバンドの姿をよく見ておこうと決める。
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客電が落ちると、スクリーンに映像が流されたあとで幕が開く。“しもべバンド”は下手側からGt.藤居諒、Bs.つよぽん、Ds.かんちゃん、Gt.堀真路。

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セットリストは以下の通り。

・右手には愛の薔薇、左手には絶望の赤い糸
・DAYDREAM
⇒この曲の途中で2nd.Gt.の1弦が切れる。
【MC】「皆様ごきげんよう、矢島舞依です」、いつもの「サバトとは、闇に集い……」の間に藤居諒が舞台袖に駆け込むが、舞依様には見えていない。バンドもフロアも固唾を飲んで見守る中、舞依様が「Inferno!」と格好よく曲紹介をすると、ひと呼吸おいてかんちゃんがおずおずと
「舞依様、いまGt.のしもべがいなくなっております」
「なぜだ!」
フロアは爆笑。藤居諒がようやくステージに戻り、チューニングする間も「せっかく格好よく決めたのに、今日は笑わないぐらいのつもりだったのに……あとでお仕置きだ」と愚痴る舞依様。
・Inferno
⇒1st full album「Vampiress」から。
・陽炎
・Mother
⇒イントロで舞依様が美しいロングトーンを聴かせる。シャウトでないところに高い歌唱力があらわれている。
・マグノリア
【MC】
・Vermilion Crime
・キメラ
・深淵
【Intermission】スクリーンが降り、映像が投影される。炎と怒りの画像が、やがて降り注ぐ雨のイメージに遷り、「寄り添いたかった」という“Rain”の歌詞につながっていく。
・Rain
・Apocalypse
・CIRCUS
⇒クラウンの仮面をフロアに投げるパフォーマンス
・Second Dead
⇒「Vampiress」から。
【MC】舞依様が袖に引き上げるとコミカルなBGMが流れ、しもべバンドによるMCとグッズ紹介。途中で舞依様がステージに戻って軽妙な会話に加わり、メンバー紹介。
・理想郷-ユートピア-
⇒2nd. mini album「BLOODTHIRSTY」から、ライブで最も盛り上がる曲のひとつ。ところが途中で同期がおかしくなり(急に少し先に飛んだように聞こえた)、なんとか演奏を続けようとしたものの、結局途中で止まってしまう。フロアはencoreを求めるときのような手拍子で応援し、初めからやり直し。
・カリギュラ
⇒3rd. mini album「Innocent Emotion」から。
【MC】「今日はいつもと違うおいしいものを見られていると思います。これがライブです」「今日のライブで3部作が完結できました」「コロナは続いているけど、これからも歩みを止めずに行きます」
・PHOENIX
・Dominator
⇒Encoreを求める手拍子に応えて、再びステージへ。
【MC】過去のメロスピを集め、新曲を加えたフルアルバムを4月にリリースする予定。
【Encore】
・ヴァリアント
・BLOOD RESOLUTION
⇒やはりドラマチックなこの曲がラスト。

久しぶりにかんちゃんのドラムが聴けたのもうれしかった。どこがと言われると説明できないが、独特のノリと力強さがある。
今回は3部作ミニアルバムの集大成という位置づけから、選曲もそれに見合ったものになった。“覚醒JINX””必要悪サバト””Masquerade”といった初期の名曲も聴きたかったが、それはまたの機会に。

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